国際学会に参加して情けない気持ちになった

タイトルのまんまです。

私は最近国際学会というものにはじめて参加したのですが,かなり恥ずかしい思いをしたので簡単にまとめておきます。参加した学会は今年度日本で開催されまして,私は諸般の事情でオンラインでの参加となりました。オンラインで参加している人は私の他にもいて,全体の1/3ぐらいいる印象でした。

国際学会といえば英語ということで,私も英語でプレゼンテーションをしました。発表時間が10分,質疑応答が5分ということで,発表が10分に収まるような原稿に仕上げて練習を行ったのですが,これがみごとに収まらない。2分くらいオーバーします。

さすがに発表時間を削らないといけないけど,これ以上内容を削れないので,早口でしゃべれるように原稿を覚えたりしてなんとか対応しました。結果,実際の発表時間は9分半と,緊張のため短くなってしまい,失敗したなあと少し反省しました。

問題は質疑応答で,これはどうかと思うのですが,聴衆から質問が出ず,座長からも質問が出ることはなくそのまま次のspeakerにパスされてしまいました。これまで質問が全く挙がらないセッションを経験したことがなかったので衝撃でした。確かにこの国際会議のセッションはかなり多岐にわたる分野を扱っている上に参加者が多くないので仕方がないのかな,と思いましたがまさか座長からも出ないとは…(ちなみに他にも質問がなかったspeakerもいました。)

前日の別のセッションでは(勘弁してやれよ…)と言わんばかりに質問が飛び交っていたので,余計にショックでした。一生懸命考えた想定質問とその答えは日の目を浴びることなくゴミ箱に捨てられる他ありませんでした。

そういう意味で,かなり残念な国際学会となりました。私はTOEICのscoreが公開できないほど低く英語力が皆無であるので,ある意味では醜態をさらさなくて済んだと捉えられるのですが,この恥をバネにしてこれから頑張っていこうとさえ考えていたので,やっぱり残念な気持ちでした。

博士3年間のうちに,国際学会でリベンジすることをここに宣言しておきます。